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2006年9月 8日 (金)

GOLDBERG

Gould 昼間はまだまだ暑いけど、日が落ちると随分しのぎやすくなった。窓を開けると虫の大合唱、月も満ちていい感じ。今日、注文していたDVDが届いていたので、気分も良いし早速かけてみた。

 グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲。2回目の録音の映像付だ。

 ...やっぱり、いい。

 無人島にCD1枚持ってくとしたら、やっぱこれかなぁ。あ、CDプレーヤーも忘れないようにしよう。あと、アンプとスピーカーも。コンセントないし発電機もいるなぁ。燃料も持っていかねばっ.........と、島に行くにしては随分かさばってしまうが、これが聴けるならそれくらいは苦にならないっ、っっっといかん、ケーブルも忘れないようにしないとね。

 なんてことは置いといて、演奏もだけど、この映像が実に面白い。グールドには悪いが、浅田彰(だったと思う、多分)がモグラのようと評していたのも頷ける。ずっと歌ってるし、指揮はするし、曲と曲の合間の様子などCDでは見ることができないので、グールドが好きな人は必携でしょう。

 ついでに、これを撮ったフランスの映像作家ブリュノ・モンサンジョンが、9月27〜29日の3日間、銀座のヤマハでイベントをするようです。近ければ行くんだけどなぁ。

 にしても、ゴルトベルク変奏曲。Goldberg、バッハの弟子の名前だそうだが、調性もト調、その名前同様Gのアリアから展びてGのアリアに収まる。それをGlenn Gouldが弾くのだから、できすぎでないだろうか。

 他に手持ちでは、ワンダ・ランドフスカやキース・ジャレットのものが、どちらもチェンバロ版。変わったところで、ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)、ジェラール・コセ(ヴィオラ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)のトリオでグールドに捧げた版もある。これ楽譜も出ていたと思う。マイスキーはこの10月に、ヴァイオリンのジュリアン・ラクリン、ヴィオラの今井信子らとともに録音したものを出版する模様。探せばまだまだあるんじゃないだろうか。

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