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2006年2月の6件の記事

2006年2月12日 (日)

モツ鍋との出遇い

Motsu トリノの開会式、五輪のわっかの出し方なんか上手いなぁと思いながら途中までだけど観てた。DUCATIやFerrariまで登場してたね。各国のプラカードを持ってた人(サイン・ベアラーとゆーらしい)の衣装はMOSCHINO(モスキーノ)だそうだが、さりげない主張で入場行進のよいアクセントになっていたと思う。

 チャンピ大統領も開会式に来ていたけど、次の日には議会両院の解散となかなか忙しそうだ。ベルルスコーニ首相も4月の総選挙まで禁欲生活に入る宣言をしたとかで、相変わらずな感じね。

 開会式で、カーラ・ブルーニが持って入場したイタリア国旗を受け取って掲揚したのは、カラビニエーリという軍の警察(憲兵)だ。せっかくなら掲揚台のロープに自分の制服を引っかけて国旗の代わりに上がっていく、くらいのことをしてほしかったなぁ。それでこそカラビニエーリの面目躍如とイタリア中から喝采を受けたに違いない。(「カラビニエーリ(〜エーレ)」「ジョーク(バルゼレッタ)」とかで検索してみよう! イタリアではこの二つは切っても切り離せないのだ) それにしても、'Carla Bruni'(カーラ・ブルーニ)から'carabinieri'(カラビニエーリ)へって狙ってるよなぁ〜、というのは深読みだろうか?

 さて、昨日は友人宅にて「プチ・イタリアン?・パーティー」があったので、お邪魔して随分飲んだ。しめに博多出身の人が本当のモツ鍋を作ってくれた。上モツ、あごだしパック(ダシはアゴでなければならないらしい)、さらには寸胴鍋まで持参して腕を振るってくれたのだ。モツも湯通しをしっかりしているせいか臭みがなく、すでに満腹になりつつあったけど、おいしくみんなで平らげた。写真のものと別にもう一鍋あったんだけど、食べちゃったねぇ。やはり材料はいいものでなくてはならないそうです。ヴィーノ(ワイン)とモツ鍋って意外に大丈夫なんだと発見した夜。

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2006年2月10日 (金)

carrozzeria

Giulietta_1 もうすぐトリノ・オリンピックの開会式だそうで。今日知ったよ。

 今回の聖火を運んだトーチはピニンファリーナのデザインだって。大矢アキオ氏のコラム(イタリア初アモーレ!モトーレ!)で紹介されてた。そういえばピニンもトリノだもんね。自動車用の大きな風洞を使って試験しているところなんか、いかにも大仰でイタリアらしい。パフォーマンスも奮っている。-20〜25℃、5,000mの高地・120km/h(33.333..m/s)の風に耐え、雨・嵐・雪にあっても消えないんだって。

 戦後まもなくのイタリア車で「チシタリア 202SC」というのがある。これもピニンファリーナの手になるが、この上なくシンプルで美しい。あの曲線美は今でも十分通用すると思う。MoMAも所蔵しているそう。アルファのデュエットの後ろ姿もすごく好き。

 日本でカロッツェリーア(ボディー屋さん)といえば、光岡自動車ということになるだろうか? 現代では制約があっていろいろ難しい部分もあるだろうけど、頑張ってほしいところだ。ちなみに'carrozza'が馬車・客車の意味。

 "Rotonda Club Italiana"(blog)で紹介されていたんで孫引きになるが(おもしろいのでご勘弁)、"Especial Bruno Bozzetto"の"Europe and Italy"をみればイタリアの様子が分かります:-)。個人的に道路標識に共感!

☆写真 Pininfarinaが手掛けたAlfa RomeoのひとつGiulietta Spider。

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2006年2月 8日 (水)

限定の魔力

Nodame 限定、といわれると弱い。限定100万個、でも手を出しかねないものがある。

 で、見つけてしまった。『のだめカンタービレ』♯14(限定版しおり&ファイルセット)二ノ宮知子作。
「限定版」って張り紙があって1冊しか置いてなかったものだから、つい買ってしまった。ほんとうは第10巻だけのはずだったのに。『のだめ』の存在を知ったのが昨年秋くらいだったので、以来1巻づつ時々買っては楽しみにして読んでいるのだ。

 大体において『のだめ』は少女コミックコーナーに置いてある。いい年こいたオヤジの私には、あのピンク色したコーナーは居づらいし、落ち着かず照れ臭い。そこで窮余の策として「娘に頼まれたので恥を忍んで仕方なく買いに来ている気の弱いお父さん風を装いつつ本棚を見渡す」という手を使う。しかし、あの限定版を手に取った瞬間にはつい我を忘れてしまい、演技にほころびが見られたかも知れない。

 14巻はまだ読まずにとってある。そして10巻は.......ぎゃぼっ★ 間違えて同じの買ってしまった!


 そして、こんなのも。(改)のだめカンタービレキャラクターチェック。変態の森にようこそ。

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2006年2月 6日 (月)

cioccolata

Light 愚痴なんか書いたからお口直し。

 トリノ・オリンピックも近いけど、トリノといえば、FIAT、ユヴェントス、サヴォイア王家の本拠にして統一イタリア初の首都。に加えて、チョコレートの一大産地。ジャンドゥイヨッティ(チョコレートにナッツを加えたもの)が有名。Caffarelカファレル)のジャンドゥーヤがはじまりかな。

 チョコレートに関してヨーロッパは真剣で、定義についてはEU内でも長年論争が絶えない。1973年以来「カカオ100%のものに限ってチョコレートという」と欧州会議で決まっていたものが、1997年に「95%」まで引き下げられたこともあって、これを認めるか否かもめにもめているのである。ちなみに、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ、イタリア、フランス、ギリシャ、スペインは10割でないのはチョコにあらず派で、イギリス、アイルランド、ポルトガル、オーストリア、フィンランド、スウェーデン、デンマークはチョコっと植物油が混じってもいいじゃない派、ということだ。

 ちなみに日本の規格(公正取引委員会)。純カカオ分が35%以上、カカオ脂18%以上、非脂肪カカオ分17%以上、水分3%以下、香料バニラのみ。これを満たせばチョコレートと表記できるという状況。うーん。

 イタリア上院では、1月11日、EUには従わずカカオ100%でいくという決議がされたそう。

 GIORGIAというイタリアの歌手に"MANGIO TROPPA CIOCCOLATA"(チョコを過剰に摂取?)というアルバムがあるけど、食べ過ぎには注意しましょう。

☆写真は博多駅のランプ即売会で。

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愚痴っ

Snow カードの利用明細を見ていて、プロバイダの●CNに勝手に料金引き落とされていることに気がついた。一年ほど前にBフレッツを申し込んだけど(田舎なので)引けなかったことがあったのだが、それがプロバイダ料金だけはずっと引かれていたのだ。

 サービスを全く受けてないのにおかしいじゃないかと電話で尋ねたが、お客様からの連絡がないとキャンセルにはならないとか言われた。NTTの方はキャンセルになっているのに。申し込みは同時にできて、キャンセルは別というのはどうなんだろう。

 で、払い戻しもできないんだって、契約上。変なの。「できない」というと柔らかいが、要は「しない」ということ。聞いていたら嫌気が差して面倒になり、解約扱いで済ませた。だから1年分くらいの料金は返ってこない。我ながら交渉下手...

 こういうことは個人の商店などでは信用にかかわるので、きちんと誠意をもって対応してくれるのではないだろうか。でも大きい会社ではそうはならないんだなぁ。大きすぎて顔が見えないということの悪い部分だと思う。なにか適当にあしらわれたような印象。やだね。

 という愚痴。聞いてもらってすいません。

☆写真は庭の梅。北九州も寒い。

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2006年2月 1日 (水)

完全放電

Taro  右腕の付け根が痛い。なぜだろう。

 置いといて、博報堂生活総研によると、blogというのは放電コミュニケーションだそうだ。それからいうと、今の僕は最近電圧が下がり気味で放電する余力がない。静電気はよくバチッとやるんだけど、その所為だけではないはず。まるで今使っている携帯の電池ようにすぐ無くなる。

 蛭子能収氏がテレビによく出るようになったころ、最近漫画が描けなくなったと嘆いていた。テレビに出て喋ることで、漫画にしていた何かを消化してしまうんだって。

 何か心に溜まってくるとガーッとチェロを弾きたくなることがある。そして何となく楽器に触れることすらできない時期がある。プロの音楽家って常に気持ちを保っているのだろうなぁ。感心する点だ。

 明日レッスンだし、練習しよっと。それにしても肩がおかしい。五十肩には早いはずだが。

◎北九州美術館分館で岡本太郎の展覧会やってます。彼の撮った写真がなかなかいい。放電し続けた人かも。一平の絵やかの子の衣装もありました。

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