cioccolata
トリノ・オリンピックも近いけど、トリノといえば、FIAT、ユヴェントス、サヴォイア王家の本拠にして統一イタリア初の首都。に加えて、チョコレートの一大産地。ジャンドゥイヨッティ(チョコレートにナッツを加えたもの)が有名。Caffarel(カファレル)のジャンドゥーヤがはじまりかな。
チョコレートに関してヨーロッパは真剣で、定義についてはEU内でも長年論争が絶えない。1973年以来「カカオ100%のものに限ってチョコレートという」と欧州会議で決まっていたものが、1997年に「95%」まで引き下げられたこともあって、これを認めるか否かもめにもめているのである。ちなみに、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ、イタリア、フランス、ギリシャ、スペインは10割でないのはチョコにあらず派で、イギリス、アイルランド、ポルトガル、オーストリア、フィンランド、スウェーデン、デンマークはチョコっと植物油が混じってもいいじゃない派、ということだ。
ちなみに日本の規格(公正取引委員会)。純カカオ分が35%以上、カカオ脂18%以上、非脂肪カカオ分17%以上、水分3%以下、香料バニラのみ。これを満たせばチョコレートと表記できるという状況。うーん。
イタリア上院では、1月11日、EUには従わずカカオ100%でいくという決議がされたそう。
GIORGIAというイタリアの歌手に"MANGIO TROPPA CIOCCOLATA"(チョコを過剰に摂取?)というアルバムがあるけど、食べ過ぎには注意しましょう。
☆写真は博多駅のランプ即売会で。
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